ヒストリー

いまは行っていない会社の事業の歴史をブログで紹介します!(受託プロジェクト)

2024年7月1日、アクティブブレインズは27期をスタートしました。これまでの期とは少し変わった新しい期の始動となりました。大きく変わったことは、これまで行ってきた事業を進化(深化)させたり、これまで水面下で温めてきた事業をリリースしたりと、風の時代に合った、より楽しい自分らしく生きていくためのサービスの提供をリリースしたことです!

そんなわけで、サービス内容のコンテンツが間もなく変わります。そこで、これまで紹介していた会社の事業実績を「会社のこれまで(history)」として残しておきたいので、記事の一部をこのブログ内にお引越ししました。以下は、受託プロジェクトの事例紹介です。大変だった記憶が鮮明によみがえります。

【受託プロジェクト】


●デジタル教材開発の事例

海上自衛隊の横須賀教育隊や第二術科学校(神奈川県横須賀市田浦港町)で活用するeラーニング教材を作成しました。教材作成においては、eラーニングの世界標準規格SCORM(スコーム)に対応する必要があったため、SCORMアセッサの資格を取得し、その技術を使って学習履歴が取得できるようプログラムに記述を加えていきました。新しい技術をたくさん学ぶことができた実りの多いプロジェクトでした。

また、第一術科学校(広島県江田島市)では、汎用護衛艦に対空捜索レーダーとして搭載される三菱電機製の3次元レーダー「OPS-24」のシミュレーションシステムを作成しました。本システムは、仮想レーダー室で実機と同じ動きを体験できるシミュレーションで、仮想レーダー室にある筐体すべての動きを模擬体験することができました。本プロジェクトにおいては高度なアルゴリズムを開発する必要があり、千葉大学島倉信名誉教授にご指導をいただきながら、故障探求と整備点検のシミュレーションを完成させていきました。


●EdTechに関わる共同研究の事例

平成28年8月に文部科学省初等中等教育局教育課程課より公募のあった「道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業」に採択され、千葉大学教育学部藤川大祐研究室と「考え、議論する道徳」に関して共同研究を3年間にわたって行いました。事業では、道徳教育のビデオ教材を制作し、そのビデオ教材を使って道徳の授業を行い、子どもたちが各自の意見をタブレットを使って入力し、その意見を可視化してクラス全体で共有し、先生がファシリテーターとなって各グループの話し合いを活性化し、主体的・対話的で深い学びを行っていくという内容でした。制作したビデオ教材は、動画共有サイトにアップされているため、現在でも活用されています。


●教育用動画制作の事例

2019年9月に行われた「未来の学び プログラミング教育推進月間(通称:みらプロ)」にて、小学校プログラミング教育の実践事例動画(13本)を制作しました。制作した実践動画は、文部科学省のYouTubeチャンネルにて紹介されています。

※みらプロとは
「文部科学省、総務省及び経済産業省では、小学校プログラミング教育の実施に向けた準備を推進するため、2019年9月を「未来の学び プログラミング教育推進月間(通称:みらプロ)」と設定しました。 令和2年度においては、新学習指導要領が全面実施されることに伴い、小学校プログラミング教育の充実を図るため、「みらプロ」として、実施月を特定せず通年で、「企業と連携し、「プログラミングが社会でどう活用されているか」に焦点を当てた総合的な学習の時間における指導案等の提供を行う取組」を実施します。」(出典:文部科学省「みらプロとは」)


●キャリアデザイン開発の事例

2011年4月から約5年間、厚生労働省が実施する地域若者サポートステーション(愛称:サポステ)で、若者就労支援を行いました。当時、千葉県にはサポステが千葉・市川・柏・北総の4か所にあり、アクティブブレインズでは、千葉県の委託を受けて「ちばサポステ」を運営することとなりました。サポステは、働くことに悩みを抱えている15~49歳(当時は15~39歳)までの若者に対して、就労に向けた支援を行う機関です。4つのサポステだけでは、千葉県全域をサポートすることができないため、2012年には、木更津市に拠点を置く「ちば南部サポステ」を開設、さらに翌年には、茂原市に拠点を置く「ちば南東部サポステ」を開設していきました。

サポステでは、キャリアコンサルタントや臨床心理士による就労に向けたキャリアカウンセリングを行うほか、コミュニケーションやビジネスマナー、パソコンスキル研修などの就労に必要となるプログラムを実施したり、職場見学や農業体験などのイベントや保護者向け勉強会なども積極的に行っていました。外部との連携では、高校・ハローワーク・企業・病院・自治体など様々な機関と連携を取り合って若者の就労をサポートしていきました。

若者の就労事情を考えるシンポジウム
マインドマップを使ったプログラム

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