楽しく、自分らしく生きていく未来へ
私たちアクティブブレインズは、2013年より、普通教室でのICT活用をサポートするために、学習用デジタルコンテンツやEdTechクラウドアプリの開発を続けてきました。
子どもたちが自分らしく学び、未来を描けるように。
先生たちにも笑顔と、心のゆとりを届けられるように。
私たちは、Wellbeingあふれる学びの場を目指して、今日も進化を続けています。
変化する時代に求められる「未来を自ら創っていく力」
現代は、変化が激しく、将来の予測が難しいVUCA*時代(ブーカ時代)と呼ばれています。これまでのように、知識を積み重ね、計画に沿って行動するPDCA*型のアプローチだけでは、変化に柔軟に対応しきれない場面が増えています。さらに、今の子どもたちは、大人が経験したことのないような未知の課題にも直面していくことでしょう。だからこそ、これからの時代を生きる子どもたちには、「今を生き抜く力」だけでなく、「未来を自ら創っていく力」が求められています。
※VUCA:Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)
※PDCA:Plan(計画)、Do(行動)、Check(評価)、Action(改善)
「未来を自ら創っていく力」とは
文部科学省が提唱する「生きる力」(確かな学力・豊かな人間性・健康と体力)の考えをもとに、私たちは、それをさらに一歩先へ──「未来を自ら創っていく力」として再定義しました。
この力を育むために、子どもたちにとって大切な5つの行動に着目しています。

・考える:課題を発見し、自分で考える
・話し合う:他者の考えを受容し、深め合う
・判断する:情報を整理し、自分の行動を選択する
・行動する:自ら実行に移し、挑戦する
・振り返る:経験や失敗から学び、次につなげる
これらの5つの行動が学び・生活の中で自然に循環していくことで、未来を創る力は原動力を得ると考えています。アクティブブレインズは、教育アプリを通して、この「行動サイクル」が日常の中で息づく学びをサポートしていきます。
行動サイクルを生み出す「AARモデル」の活用
こうした行動サイクルの考え方は、OECDが「ラーニング・コンパス2030」で提唱する「AARモデル」とも深く重なります。私たちはこの国際的な学びのフレームワークを参考に、アプリ開発の設計にもAARモデルの要素を取り入れています。
※OECD(経済協力開発機構):日本、アメリカ、ヨーロッパ諸国など38の先進国が加盟する国際機関
AARモデルの要素 | 未来を自ら創っていく力に 必要な行動サイクルの要素 | 内容 |
---|---|---|
Anticipation(見通し) | 考える、話し合う | 学ぶ目的や意味を理解し、先を見通す |
Action(行動) | 判断する、行動する | 自ら判断し、周囲と協働しながら行動する |
Reflection(振り返り) | 振り返る | 経験を振り返り、気づきを得て次に活かす |

Anticipation(見通し):やりたいことを考える
→Action(行動):まずはやってみる
→Reflection(振り返り):行動を振り返る
→Anticipation(見通し):もう一度考える
・・・・・・
この行動サイクルを繰り返すことで、子どもたちの学びは段階的に深まりながら、スパイラル状に発展・拡張していきます。
ご提供する教育アプリケーション
アクティブブレインズでは、子どもたちにとっても、先生にとっても、Wellbeing(ウェルビーイング) の実現を願いながら、「学び」と「体験」がめぐる教育アプリケーションを開発・提供しています。
AIAIモンキー
思考と対話のプロセスを可視化し、意見の変容を実感するツール

AIAIモンキーは、課題に対して自分で考えた意見を入力すると、AIによって瞬時にクラス全体の意見を可視化することができます。多様な意見に触れることで、他者理解が深まり、自分とは違う意見に興味を持ち、新しい発見をすることが主体的な学びにつながります。また、話し合いの前後の「意見の変容」を可視化することで、自分の思考がどう深まったかを実感できるようになります。
さらに先生方にとっても、授業中の意見や振り返りを一覧で確認できるため、評価や記録の煩雑さを軽減することができます。
デジタル生活ノート
自分の変化に気づき、気持ちを言葉にする習慣を育てるツール

デジタル生活ノートは、毎日の「からだ」と「こころ」の状態をチェックし、生活記録(日記)を入力することで、子どもたち自身が自分の変化に気づき、気持ちを整理する習慣を育みます。子どもたちは自分の内側に目を向け、日々の小さな違和感や思いを言葉にできるようになります。
また、先生方にとっても、子どもたちを「チーム学校」として共有・見守ることができるため、個人の負担を軽減した支援体制が整えられます。入力された情報は一覧で確認できるうえ、アラート機能により、見逃しや対応の遅れを防ぐことも可能です。
虹色ボックス
プログラミング的思考を育て、やってみたいを形にする体験型教材集

虹色ボックスは、Scratch3.0を活用したプログラミング教材集です。100種類以上の多彩なコンテンツを収録し、子どもたちの興味やレベルに応じて、初心者から段階的に学びを深めることができます。「やってみたい」という気持ちを引き出し、小さな成功体験を積み重ねることで、自信と探究心が育まれていきます。
先生方にとっても、テンプレートや体験サンプル、解説動画などがセットになっているため、授業準備の負担を大幅に軽減できます。子どもたちの主体的な活動を見守り、サポートに回る授業が実現します。
Active Knowledge
先生たちの授業実践やノウハウを共有し、新しい学びを創造するプラットフォーム

ActiveKnowledgeは、自治体のICT活用状況に応じて柔軟にカスタマイズできる教育現場専用のナレッジ共有ポータルです。ICT活用・デジタル教科書・アプリ操作・セキュリティ対策など、先生方が直面するさまざまな「ICTの困りごと」を、マニュアルや活用事例を通してワンストップでサポートし、学校と教育委員会をつなぐ情報基盤として機能します。
SharePoint基盤で構築されているため、Microsoft 365環境との親和性が高く、教育委員会の情報発信ポータルとしても安全に運用できます。先生の “困った” を “できた!” に変え、学校の実践知を地域の財産へとつなげます。
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