アクティブブレインズの裏側

子どもが相談できない問題をどう解決するか|相談ポスト開発の背景

「学校で辛いことがあっても、誰にも相談できなかった」
そんな声を、これまで何度も聞いてきました。

子どもたちがSOSを出せないまま、
気づいたときには状況が深刻になってしまう──。

この課題に向き合う中で、私たちは
「相談ポスト」という機能を開発しました。

「誰かが見ていてくれる」という安心感

サポステ(地域若者サポートステーション)の事業に関わっていた頃、
ニートやひきこもり状態にあった若者たちと向き合い、
多くの対話やキャリア面談、ワークショップを行ってきました。

その中で強く感じたことがあります。

「自分のことを一緒に考えてくれる人がいる」
「自分を見てくれている人がいる」

それだけで、人は前を向くことができるということです。

しかし逆に言えば、
それがない状態では、人は簡単に孤立してしまうということでもあります。

実際に、
「学校で辛いことがあっても、誰にも相談できなかった」
そんな声を、何度も耳にしてきました。

「あのとき、誰かが気づいてくれていたら──」

そう感じる場面も少なくありませんでした。

だからこそ、
「気軽に相談できる場をつくること」は、
とても大切だと考えるようになりました。

「相談する一歩」を支える仕組みとして

こうした背景から、私たちは
ふぅーにゃんノート(旧デジタル生活ノート)」に
相談機能を実装しました。

子どもたちが
「ちょっと聞いてほしい」
「なんとなくつらい」

そんな小さな気持ちの段階で、
無理なく一歩を踏み出せるように設計しています。

大きな問題になる前に、
“気軽に出せるSOS”を受け止めること。

それが、この相談ポストの役割です。

また、学校の状況に応じて、
機能の表示・非表示を選択できるようにするなど、
現場の不安にも配慮しています。

先生が一人で抱えないために

一方で、こんな声もあるかもしれません。

「相談が増えると、先生の負担が増えるのでは?」

私たちも、その点はとても重要だと考えています。

この相談ポストは、
担任の先生が一人で抱えるための仕組みではありません。

チーム学校として、
複数の関係者で支え合うことを前提にしています。

それぞれの立場や得意分野を活かしながら、
情報を共有し、協力して対応していく。

そうすることで、無理なく、
そしてより適切に子どもたちの声を受け止めることができます。

小さなサインを見逃さず、
大きな問題になる前に気づくこと。

そのための“仕組み”として、この機能があります。

SOSを出せる力を育てる

子どもたちには、

「困ったときには、誰かに相談していい」
「自分からSOSを出していい」

そんな感覚を、当たり前のものとして身につけてほしいと考えています。

社会に出たあとも、
自分から助けを求めることができるかどうかは、
その後の人生に大きく関わります。

だからこそ、学校という日常の中で、
自然にその力を育んでいくことが大切です。

相談することが特別ではなく、
“あたりまえの選択肢”になること。

そのための環境づくりを、これからも続けていきます。

最後に

もし、子どもたちがSOSを出せないままになっていると感じることがあれば、
その環境を見直すことが、大きな一歩になるかもしれません。

ふぅーにゃんノートでは、
子どもたちが安心して声を出せる環境づくりを支援しています。

ご興味のある方は、ぜひ一度ご覧ください。


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