会社の裏側ストーリー

高校時代にB/S・P/Lを作っていた経験が、今の会社経営につながっている話

6月は、当社の決算月です。

決算書とは、(当社では7月から翌年6月までの)1年間の業績や、資産・負債といった財務状況をまとめた書類のことをいいます。
国内で事業を行う法人は、事業年度終了日の翌日から2か月以内に決算書を税務署へ提出する義務があります。当社では、8月末までに決算書を提出し、その内容に応じた法人税や消費税を納めています。


起業当初は営業活動もそれほど多くなく、決算は知人の税理士さんにお任せしていました。いわば「おんぶにだっこ」の状態で、会社のお金の流れも、いわゆる“どんぶり勘定”でした。

それでも、パソコン教室の授業料を中心としたシンプルな収益構造だったため、大きな問題にはなりませんでした。しかし、2年目、3年目と事業の幅が広がるにつれ、そうはいかなくなっていきました。


国や地方自治体のプロジェクトへの申請、補助金の申請、銀行からの資金調達――。こうした場面では、決算書や試算表の提出が必ず求められます。

しかも、必要なタイミングで提出できなければ、それだけで機会損失になってしまうこともあります。

そこで、決算自体は税理士さんにお願いしつつも、日々の会計処理は自分で行うようになりました。会計ソフトを使って伝票入力をしていくには、最低限の簿記の知識が必要です。


実は、こうした経験には少し“下地”がありました。

実家が会社を経営していたこともあり、高校生の頃からオフコンを使って「貸借対照表(B/S)」や「損益計算書(P/L)」の作成を手伝っていたのです。

当時、新しいもの好きの父が会社にオフコンを導入しましたが、社員の誰も使いこなせず、なぜか高校生だった私に白羽の矢が立ちました。部活が休みの日曜日に、経理作業をしていたのをよく覚えています。
いま思えば、ちょっとした親孝行ですね。


ただ、そのオフコンがなかなかの曲者で……。

1か所のミスを修正するのに1時間ほどかかることもあり、正直なところ「手書きと電卓のほうが速いのでは?」と思うこともありました。

それでも父は、「必要なときにすぐ試算表を出せるようにしたい」と考えていたそうです。当時は、会計士に依頼すると時間がかかり、タイムリーに財務状況を把握することが難しかったのです。

高校2年生のときに作成した試算表をもとに、会社が機械導入のために1000万円の借入を行ったことがありました。そのときの衝撃は、いまでもはっきり覚えています。


そして本日から、26期がスタートしました。
現在は、B/S、P/L、そしてキャッシュフロー(C/F)を確認しながら、今期の計画を立てています。

変化の激しい時代だからこそ、新しいことを取り入れながら前進していくことが大切です。決算を通して会社の状態をしっかり把握し、自分たちに合ったやり方で、楽しみながら歩みを進めていきたいと思います。

26期がどんな姿になっていくのか、とても楽しみです。

関連ブログ

TOP